彼らは弓とやりをとる。 彼らは残忍で、あわれみがなく、 海のような響きを立てる。 シオンの娘よ、彼らは馬に乗り、 いくさ人のように身をよろって、 あなたを攻める」。
彼らの弓は若い者を射殺し、 腹の実をあわれむことなく、 幼な子を見て、惜しむことがない。
彼らは弓と、やりを取る。 残忍で、あわれみがなく、 その響きは海の鳴りとどろくようである。 バビロンの娘よ、彼らは馬に乗り、 いくさびとのように身をよろって、 あなたを攻める。
あなたの愛する者は皆あなたを忘れて あなたの事を心に留めない。 それは、あなたのとがが多く、 あなたの罪がはなはだしいので、 わたしがあだを撃つようにあなたを撃ち、 残忍な敵のように懲らしたからだ。
その箙は開いた墓のようであり、 彼らはみな勇士である。
どの町の人も、騎兵と射手の叫びのために 逃げて森に入り、岩に上る。 町はみな捨てられ、そこに住む人はない。
見よ、彼は雲のように上ってくる。 その戦車はつむじ風のよう、 その馬はわしの飛ぶよりも速い。 ああ、われわれはわざわいだ、 われわれは滅ぼされる。
わたしはエジプトびとをきびしい主人の手に渡す、 荒々しい王が彼らを治めると、 主、万軍の主は言われる。
すなわち主は遠い所から、地のはてから一つの民を、はげたかが飛びかけるように、あなたに攻めきたらせられるであろう。これはあなたがその言葉を知らない民、
この日彼はノブに立ちとどまり、 シオンの娘の山、エルサレムの丘にむかって、 その手を振る。
ああ、多くの民はなりどよめく、 海のなりどよめくように、彼らはなりどよめく。 ああ、もろもろの国はなりとどろく、 大水のなりとどろくように、彼らはなりとどろく。
「戦いを始め、彼女を攻めよ。 立て、われわれは真昼に攻撃しよう」。 「わざわいなるかな、日ははや傾き、 夕日の影は長くなった」。
見よ、わたしは北の方のすべての種族と、わたしのしもべであるバビロンの王ネブカデレザルを呼び寄せて、この地とその民と、そのまわりの国々を攻め滅ぼさせ、これを忌みきらわれるものとし、人の笑いものとし、永遠のはずかしめとすると、主は言われる。
わたしの怒りをあなたに注ぎ、わたしの憤りの火をあなたに向けて燃やし、滅ぼすことに巧みな残忍な人の手にあなたを渡す。
国々の民に彼の来ることを告げ、 またエルサレムに知らせよ。 「攻めかこむ者が遠くの国から来て、 ユダの町々にむかってその声をあげる。
「彼らの馬のいななきはダンから聞えてくる。 彼らの強い馬の声によって全地は震う。 彼らは来て、この地と、ここにあるすべてのもの、 町と、そのうちに住む者とを食い滅ぼす。
万軍の主はこう仰せられる、 見よ、国から国へ災が出て行く。 大きなあらしが地の果からおこる。
見よ、一つの民が北の方から来る。 大いなる国と多くの王が 地の果から立ち上がっている。